メヘンディについて

メヘンディとはヘナという植物で肌に模様を描き染めるボディーアートのことです。



ヘナの葉の粉末をお湯や紅茶や珈琲とレモン汁、少量のオイルで練ってペースト状にしたものを、ビニールやセロファンを円錐形に丸めたコーンと呼ばれるものに詰め封をします。
先を切ってそこから搾り出して肌にヘナ・ペーストを乗せていきます。




だいたい２時間から長い人で一日、そのままの状態で置いておくと染まります。
描く場所や体調等によって染まる濃さが違います。手のひらや足裏など皮膚がしっかりしていて、角質の厚い所ほど濃く染まります。

模様は5日～2週間の間に綺麗に消えていきます。痕が残ったりはありません。
模様の持ちも場所や体調、人によって違います。


よく「痛いですか？」と聞かれますが、痛みはまったくありません。
どちらかと言うとひんやりして気持ちがいいといわれます。
たまにウトウトされる方がいらっしゃるんですが、ヘナの成分で眠くなる人がいると読んだ記憶があります。今まで書いた三割くらいの方が眠いとおしゃってました。私はなりませんが・・・

ヘナ・ペーストをはがす時は爪でポロポロはがしてください。
テープ包帯を貼らしていただいた方はテープをはがす時にほとんどが一緒に取れます。
決して水などで洗って取らないようにお願いします。

ペーストをはがして直ぐは明るいオレンジ色をしていて、半日～一日経つと落ち着いた茶色になります。
なのでメヘンディははがした次の日が一番色が濃く出ることになります。
オレンジ色をしている間もあまり水には触って欲しくありません。色が落ち着けば普通に入浴などしていただけます。

模様を大事にしたければボディーオイルなどを塗るといいらしいです。お台所のオリーブオイルやゴマ油でもかまいません。
あと角質に染まっているので、模様のところをなるべくゴシゴシ洗わないようにするといいです。反対に日数が経ってからならタオルでこすると大体は消えます。
ただ皮膚に染まっているので描いてしばらくは消したくても消えません。




ヘナのペーストを作ったり描いたりすることはとても楽しいです。
自分でも出来ることばかりなので、興味のある方はヘナ・パウダーを買って描いてみてはいかがでしょう？
その時はお友達や家族も巻き込んで練習すると、自分では描けない場所にも描きっこできるのでおススメです！今はパウダーもインドのメヘンディのﾃﾞｻﾞｲﾝブックもネットで探せば色々あります。


肌に模様があるってとっても楽しくて嬉しい！
私も始めてメヘンディをしてもらった時はテンション上がりまくりでした。朝起きて腕を見たときの嬉しさ。

そんなことを感じていただけるように日々頑張ってまいります。

パーティーやイベントに向けて、自分の生活に少しのスパイスとして。
気軽に楽しめるメヘンディをどうぞ。